犬混合ワクチンの種類と効果
◉バンガード（6種） ¥6.600(税込み) → 室内飼育の犬にオススメ
◉ノビバック（7種）¥7.700(税込み) → 室内と外を行き来する、又は野外飼育の犬にオススメ

感染症の種類
○犬ジステンパー
　目やに、発熱、食欲の低下など様々な症状が現れます。
　感染した犬の咳やくしゃみ、鼻水、唾液、尿、便などから感染します。
　軽い症状で治る事もありますが、抵抗力の弱い子犬、高齢犬など場合は、
　二次的細菌感染も起こりやすく、顔、手足などの痙攣発作、神経症状や脳炎が起こり、
　致死率が高い病気として知られている、怖い感染症です。

○アデノウイルス感染症
　アデノウイルスには1型、2型の二種類があり、
　1型の主な症状は、発熱、下痢、嘔吐、腹痛などの症状が見られます。
　重篤な症状になる事もあり、最悪な場合、死に至る事もある怖い感染症です。
　2型の主な症状は、咳やくしゃみなど上部気道の炎症が見られます。
　1型、2型どちらも感染した犬の咳、くしゃみ、鼻水、唾液などから感染します。

○パラインフルエンザ感染症
　咳や鼻水、発熱、食欲低下など風邪に似た症状が現れます。
　他のウイルスなどと混合感染すると症状が重症化される事もあります。
　感染した犬の咳やくしゃみなどから感染します。


○パルボウイルス感染症
　本感染症は腸炎型と心筋炎型の二種類があり、
　腸炎型は、発熱、食欲低下、下痢、嘔吐、脱水などの症状が現れます。
　白血球の減少などが起こり、最悪の場合死に至る怖い感染症です。
　心筋炎型は、子犬に多く、吐き気、不整脈などの症状が見られる事があります。
　突然の虚脱や呼吸困難を起こし、急死してしまう事もあります。

○犬コロナウイルス感染症
　成犬が感染した場合、軽い症状で治る事がありますが、
　子犬の場合は、下痢、嘔吐、食欲低下などの症状が強く現れ、胃腸炎を発症します。
　オレンジ色の便や、血便になる事もあります。
　他のウイルスと併発すると、命の危険を伴う事があります。

○犬レプトスピラ病
　ネズミ等の野生生物が主な感染源とされており、尿や汚染された水を通して感染します。
　感染しても症状が現れない事もありますが、発症すると発熱、出血、黄疸、肝炎、腎不全など
　重症化する事もあり、最悪の場合、死に至る事もある怖い感染症です。
　多くの哺乳類が感染、発症します。人間にも感染する可能性がある為、注意が必要です。

猫混合ワクチンの種類と効果

◉ピュアバックスRCP  ¥5.500(税込み) → 室内飼育の猫ちゃんにオススメ
◉フェロバックス５  ¥7.700(税込み) → 室内と外を行き来する猫ちゃんにオススメ

感染症の種類
○猫ヘルペスウイルス感染症
　猫の鼻風邪です。咳、くしゃみ、高熱が主な症状になります。
　他にも鼻水や目やにが出て、食欲が低下したり、下痢などの症状を認めることがあります。
　まれに肺炎を引き起こし死に至る事もあります。

○猫カリシウイルス感染症
　猫のインフルエンザの様なもので、くしゃみ、鼻水、発熱など、
　猫ヘルペスウイルスとよく似ています。
　症状が進むと舌や口の周辺に潰瘍ができ、まれに肺炎を併発して死に至る事もあります。

○パルボウイルス
　白血球が極端に少なくなる病気です。
　高熱、嘔吐、下痢、脱水などの症状があり、喉が麻痺して水が飲めなくなる事もあります。
　体力のない子猫などは、たった1日で死ぬ事もある怖い病気です。

○クラミジア感染症
　主に、結膜炎を発症します。片目から始まり、両目へと腫れあがります。
　症状が悪化すると、膿っぽい黄色い目やにが出て目が開かなくなり、
　眼球を覆い、視界を遮ってしまう事があります。

○猫白血病ウイルス感染症
　免疫不全や悪性腫瘍が発症し、ほぼ100%死に至る怖い病気です。
　感染から発症までの期間が長い事が多く、貧血、慢性鼻炎、発熱、体重減少など　　
　他の感染症と似た様な症状が見られます。
　感染力が非常に高く、唾液や鼻汁などから感染する可能性があります。