避妊と去勢


病気の予防にも

将来、繁殖させたいという明確な目的があれば避妊・去勢は必要ありません。しかし繁殖の予定がない、または終了した場合、避妊または去勢手術 を受けることは、病気の予防という観点からは大きなメリットがあります。ワンちゃんの場合、女の子では子宮蓄膿症・卵巣腫瘍および乳腺腫瘍。男の子では、 精巣腫瘍・肛門周囲腺腫および前立腺肥大が避妊・去勢手術によって予防が期待できる病気です。


 

高齢になると命にかかわる病気

このうち、子宮蓄膿症は命にかかわる病気です。発症してしまった場合、膿が貯まった子宮を摘出する手術が最も効果的な治療法とされています。 発症する頃には高齢であること、子宮に蓄積した細菌が作り出す毒素によって、腎臓などに大きな障害を受けている場合もあります。したがって子宮蓄膿症の手 術は、元気な時に行う避妊手術にくらべ、大きなリスクを伴った手術と言えます。出来る限り若いうちに避妊・去勢手術を済ませて予防する事が大事です。

 

 

 

子猫を迎え入れたら


 元気と食欲があるなら、1週間ほど自宅で様子を見て下さい。自宅の環境になれさせてあげましょう。ただし、元気がない、ごはんを食べない、下痢または嘔吐などの症状がありましたらすぐに動物病院にご連絡下さい

 

 保護した猫ちゃんは、くしゃみ、目やにの症状を伴っていることが多いです。症状が重そうでしたらご相談下さい。ヘルペスウイルスの感染が強く疑われます。先住猫がいましたら、伝染する可能性がありますので要注意です。

 

 落ち着いたら、その日のウンチを持って、健康診断にご来院下さい。聴診、体重測定、検温、(わからなければ)誕生日の推定、検便および伝染病(猫エイズと猫白血病)の検査などを行います。ウンチはヒトの小指の第一関節位の量があれば十分です。回虫やコクシジウムが見つかることが多いです。

 

 成長期のフード選びや与える量はとても大事です。健康診断とともに食事のご相談も承ります猫ちゃんは砂があるとそこで排泄しますので、トイレのしつけはあまり苦労しないことが多いのですが、なにかしらの原因で失敗してしまうこともあります。いくつか解決策がありますので、トイレ環境なども教えて頂きたいと思います。

 

 初回ワクチンは、健康状態が良好で、生後6~8週以上であれば接種します。接種後、まれに発熱して元気が無くなることもありますので、ワクチン接種の際は午前中にご来院する事をお勧めします

 

 男の子、女の子ともに生後6ヶ月以降で避妊去勢手術を承っています。時期が来たらまず、健康診断と血液検査にご来院下さい。健康診断では心音に異常がないか、おへそのヘルニアがないか、乳歯が残ってないかなどを中心に診察します。血液検査では、貧血の有無、肝および腎機能に異常が無いかなどを評価します。心音に異常があったり、心疾患の多い種類(メインクーンなど)であれば、レントゲン検査や超音波検査も実施します。全身麻酔が可能な健康状態でしたら、手術のご予約を承ります。